栄養科
○理念と基本方針
【理念】
食を通じて患者さんの疾病予防と治療に貢献できる栄養管理を行う。
【基本方針】
- 患者さん個々人の病状に応じた適切なフードサービスを提供する。
- 食事療法の必要な患者さんへ適切な食事指導を行う。
- チーム医療に参加する。
○組織および職員
組織:診療技術部(23年4月現在)
| 栄養科 構成職員 |
フードサービス : エームサービス(株) | ||
| 栄養科 科長 |
1名 |
支配人 | 1名 |
| 栄養科 副主任 |
1名 |
栄養士 | 3名 |
| 管理栄養士 |
5名 |
調理師 | 6名 |
| 調理補助 | 14名 | ||
○業務内容
1.フードサービス
1. 調理業務
業務内容))患者食の食材発注、調理、盛付、配膳、下膳、食器洗浄
食数 185,931食 一般職 82,862食(44.6%)
特別食(エネルギーコントロール食など) 103,069食(55.4%) 個人対応率 72.4%
2. 食事提供方法
温かいものは温かく、冷たいものは冷たい状態で、患者さまにお届けできるように、『温冷配膳車』を導入しています
3. 入院患者食
栄養科では、「治療の一環である食事」を認識し、一般職、治療食、
(エネルギーコントロール食、蛋白コントロール食、脂質コントロール食、検査食、その他)等、医師の指示により、
患者様の病態に合わせたお食事をお出ししています。
また、患者様が少しでも快適な生活が送れるように様々な配慮を行っています。
1. 食欲低下や症状による嗜好の変化への対応
吐き気や食欲低下が生じた場合には、特に食べれなくなった食品や料理を他のものへ変更する事ができます。


2. 入れ歯の噛み合わせや不具合による咀嚼(そしゃく)困難への対応
咀嚼(噛み砕く)の状況に応じて形態を選ぶことができます

3. 治療による口内炎への対応
口内炎でしみる症状に応じて、刺激物(からし・カレー粉など)や柑橘類などの食品を献立からはずすことができます。

4. 利き手が使えないことによる食事の配慮
片手だけでも食事ができる配慮があります。

4. 行事食
行事食は年間約30回程度実施し、手作りメッセージカードを添え、四季の移り変わりを食事から感じて頂ける様、心掛けています。
|
1月 正月 |
4月 開院記念 |
7月 七夕 |
11月 文化の日 |
5. 癒しの提供サービス
栄養科では平成21年度より毎日患者様のお食事を作っている調理師がひと時の癒しを提供する取り組みを行っています。
中でも、8月に開催する『氷の彫刻』は毎年好評で、「ありがとう」の言葉でスタッフも”やりがいと元気”を頂いています。
|
12月 クリスマスサンタ |
8月 氷の彫刻 |
10月 フルーツカット |
2.クリニカルサービス
1.入院栄養相談
医師の指示に基づき、各病棟担当の管理栄養士が患者様のライフスタイルや食習慣に合わせた食事についてアドバイスいたします。
2.外来栄養相談
医師の指示に基づき、食事療法・疾病予防のためのアドバイスをいたします。
3.糖尿病教室
現在、1日1講義で7日間の内容で、月2回のサイクルで行なっています。受講を希望される方は、担当の医師もしくは看護師、
栄養士にお気軽にお声をお掛け下さい。 当教室は医師・看護部・薬剤部・検査科・リハビリテーション科・栄養科のスタッフが、
それぞれの専門性を十分に生かした教室となっています。 また、福岡糖尿病療養指導士も1名加わり、サポートしています。
○プログラム
| 講義内容 | 担当 | |
| 1日目 |
糖尿病とは |
医師 |
| 2日目 |
食事療法の基本と実際 |
管理栄養士 |
| 3日目 |
日常生活上の注意、フットケア |
看護師 |
| 4日目 |
合併症、低血糖、シックデイ |
医師 |
| 5日目 |
薬の役割、飲み薬、インスリン療法 |
薬剤師 |
| 6日目 |
運動療法について |
理学療法士 |
| 7日目 |
糖尿病の検査、自己血糖測定 |
検査技師 |

4.チーム医療への参画
・ NST(栄養サポートチーム)
・ 緩和ケアチーム
・ 糖尿病教育チーム
・ 褥瘡対策チーム
・ SKICT(院内感染対策チーム)
・ 医療安全対策
・ クリニカルパス委員会
○社会貢献活動
1.見学・実習・研修受け入れ(平成22年度実績)
・ NST研修 :28名(管理栄養士・看護師・薬剤師)
・ 学生・実習:11名(九州栄養福祉大学、九州女子大学、西南女学園大学)
・ 見学・実習:18名(病院・福祉施設 管理栄養士・調理師)
2.講演会活動
共愛会ヘルスケアグループ栄養科では、糖尿病やメタボリックシンドロームなど生活習慣病予防のための啓蒙活動の一環として、
健康フェアーや市民糖尿病教室などに積極的に参加し、地域住民の方への健康情報の提供をさせて頂いています。
|
青色申告会 |
腎友会 |
食育推進実践セミナー |
|
|
|
|
3.広報誌・ホームページ掲載
栄養科では、2300部発行している法人広報誌『しおかぜ』の背表紙「からだに効く簡単メニュー」を毎号担当し好評を得ています。
また、職員向けの院内誌や共愛会ホームページのトピックスに栄養科の活動報告を定期的に情報発信しています。
|
院外誌2011秋号 |
院内誌2011 1月号 |
院外誌2011 夏号 |
|
|
|
|
このような生活習慣病予防のための食生活情報の提供を行う機会は、地域住民の方への社会貢献の一環として、
また、食を担う管理栄養士である私たちのライフワークとしてさらに取り組んで行きたいと思います。



