救急・急性期・地域支援・がん治療

MRI

MRIとは?

MRIとは強力な磁石の機器の中に入り、磁気を利用して体の断層像を撮像する機械です。
MRIは全身の検査対応です。近年では、薬(造影剤)を使用せずに血管を撮像する技術が確立され、患者様に負担の少ない検査となっています。

当院のMRIの特徴 〜迅速な対応と患者様にやさしいMRI 〜

当院のMRIは最新型の東芝社製3TMRI、1.5TMRIの2台完備し、24時間365日稼動しております。
当院のMRIの特徴は、広い検査空間と静音性に優れる点です。
MRIは、検査時間が長く、数分〜数十分間程度、狭い空間の中に入って頂きます。このため、患者様に圧迫感や不安感を多くあたえていましたが、当院では世界最大級71 cmの大口径となり、患者様が身構えることなくリラックスして検査を受けていただける空間となっています。これにより、これまでは検査が困難であった過体重、肥満の患者様や閉所恐怖症の患者様など、より多くの患者様に検査を受けていただけます。
さらに、MRIでは撮影時に大きな音が鳴ります。これは患者様にとっては非常に不快でありますが、東芝独自の静音技術により音を最大90%カットされ、他社のMRIよりも快適に検査を受けることができます。

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3T(テスラ)MRI装置で何が変わるの?【脳神経領域】

高い信号強度を利用し、より鮮明に細かい描出が可能となりました。

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dou.jpg同一被検体による血管描出の比較
kaiba.jpg海馬の鮮明な描出sinkei.jpg神経線維の描出
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磁化率効果が2倍になることで、デメリットもありますが、
微小な出血、微細な血管の描出が良好となります。
また、MRSの精度が向上します。

 

no1.jpgFSBB法(SWI)による脳の末梢血管の描出

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3T(テスラ)MRI装置で何が変わるの?【整形領域】

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当院で行う検査の一部

頭部MRI・MRA 〜いち早く病変をみつけ治療へつなげるために〜

頭部MRIは脳の輪切りの写真を撮影します。検出できる病変は多岐にわたりますが、代表例は脳梗塞です。脳梗塞は発症からの経過時間で予後が変わります。発症からの経過時間が短い急性期ほど、治療の幅が広がり、予後も良いとされています。頭部MRIでは急性期の脳梗塞の検出に優れています。

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矢印の白色の領域が急性期脳梗塞の状態の脳組織となります。
正常では白色の領域は存在しません。

 頭部MRAは脳血管を描出します。従来、血管を描出するには造影剤(組織を見えやすくする薬)を使用することが必須でしたが、今日の技術よりMRAは造影剤を使用しません。
脳血管の狭窄、閉塞などの描出に優れており、くも膜下出血の原因のひとつである脳動脈瘤の検出にも有用とされています。

脳動脈瘤
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矢印に脳動脈瘤を示します。3D表示で立体的に描出することが可能です。

もの忘れMRI検査

認知症は、MRI検査のみでは診断はできませんが、認知症の原因の1つである海馬(かいば)の萎縮を鋭敏に捉えることができます。
最近、VSRAD(早期アルツハイマー型認知症診断支援システム)という画像解析ソフトが開発され、当院でも1つの指標として導入しております。

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正常例では海馬の萎縮は見られませんが、萎縮例では萎縮が見られます。

VSRAD
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上図のように、解析結果が数値として表示されます。

脊椎・脊髄MRI

脊椎は人体の中軸をなし、頚椎(7個)、胸椎(12個)、腰椎(5個)、仙椎(5個)、尾椎(3〜5個)に分類されます。
脊椎の後ろに脊髄が位置しています。脊椎・脊髄MRIは脊椎・脊髄の変性や椎間板ヘルニアなど多くの疾患で有用とされています。

 

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椎間板ヘルニアは各脊椎の間に存在するクッション剤である椎間板が突出した状態のことを
言います。突出することで、脊髄を圧迫し、症状がでることがあります。
矢印のように椎間板が突出することで脊柱管が圧迫されています。

前立腺MRI

前立腺癌は近年増加傾向でありますが、癌の中では治癒率は比較的高いとされています。50歳以降での発症が多く加齢とともに増加します。
前立腺癌はMRIにて特徴的な所見を示すことで、有用とされています。

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矢印の領域は、正常と比較して、暗い印象を受けます。この領域が前立腺癌であります。

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矢印の領域は、正常と比較して、暗い印象を受けます。この領域が前立腺癌であります。

全身非造影MRA 

当院では東芝メディカル社と共同で、造影剤を使用せずに、全身の動脈を描出する新技術を研究開発しております。造影剤を使用できない患者様に有用です。
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これまで紹介した検査は実際に施行している検査の一部です。
この他にも多くの検査を施行しております。

各検査時間一覧

当院で行っている主な検査の検査時間です。その他にも対応できる検査部位は多くあります。
検査には単純検査と造影検査があり、造影検査はお薬を使用する検査です。造影検査の方が単純検査よりも時間は長くなります。

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MRIを受けようとしている皆様へ
次のような方は検査を受けられないことがあります。必ずスタッフに申し出てください。

・心臓ペースメーカーを装着している方、人工弁置換術を受けられた方
・過去に手術を受けて体内に金属が残っている方
・妊娠中の方
・針治療で体内に置針をしている方
・義眼、人工内耳を使用している方

MRI検査中は、狭い筒状の中に体の大部分が入ります。
閉所恐怖症の方はスタッフに申し出てください。

閉所恐怖症の方はMRIの検査ができない場合がありますが、スタッフ一同検査施行のため努力いたしますので、安心してスタッフに申し出てください。

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