救急・急性期・地域支援・がん治療

血管造影

・血管造影とは?

血管造影検査とは、血管の状態や血液の流れを調べるために造影剤を用いてカテーテルという管を脚や腕の血管から目的の場所まで進め、狭くなった血管を拡げたり、出血した血管をつめて止血したり、腫瘤の栄養動脈を閉塞させ、がんを死滅させたりと様々な方法で治療を行います。血管造影検査は外科的手術をしないで、できるだけ体に傷を残さずに病気を治療する方法です。

当院の装置について

2017年1月より血管造影装置が新しくなりました。(図1)
また、検査室も改装を行いより患者様にリラックスして検査を受けていただけるようなデザインを採用しました。(図2)検査室内のディスプレイも56インチ大型液晶ディスプレイを採用しており、より多彩な画像情報を術者やスタッフに提供できるようになりました(図3)


図1 新型装置 SIEMENS社製 Artis zee TA

図2 空をイメージした天井

図3 56インチ ラージディスプレイ

新しい装置の特徴

新型装置はSIEMENS(シーメンス)社製 Artis zee TA(アーティス ジー ティーエー)と言います。

特徴としてはシーメンス独自の被ばく低減プログラム「CARE」とよばれるもの(以前の装置に比べ最大85%X線量の減少ができる)や、高画質を実現する画像処理エンジン「CLEAR」と呼ばれる最先端の技術が組み込まれています。

血管造影装置には特殊な撮影方法があり、DSA(digital subtraction angiography)と呼ばれる撮影を行いながら処理を行うことで血管を見やすくする撮影方法(図4)を用います。

さらにDynaCT(ダイナシーティー)と呼ばれるCTのような画像を血管造影室で検査中にそのまま撮影することができます。このDynaCT撮影では三次元的なデータを得ることができるため、この画像を処理することで様々な角度から血管を見ることができます(図5)。

新しい装置になりDynaCTの撮影時間も早く撮影できるようになりました。撮影中は患者様に息を止めていただくのですが、6秒間で一回の撮影が出来るようになったため息止めを長時間できない患者様でも鮮明な画像が得ることができます。また短い時間で撮影できるので使用する造影剤の減量や被ばくの低減なども期待できます。

 

 
図4 肝臓を主に栄養している血管のDSA画像


図5 肝臓を主に栄養している血管のDynaCT撮影後の処理画像

当院で行っている検査・治療一例

・脳動脈瘤に対する造影検査
・肝細胞癌に対する動脈塞栓術(TAE)
・透析を行う際に使用する血管の形成術(PTA)
・下肢の動脈硬化に対するバルーン拡張術、ステント留置術
など様々な部位に対して患者様に合った検査や治療を行っています。

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