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臨床工学科

臨床工学科のご紹介

業務内容は医療機器管理、高気圧酸素治療を行っています。平成25年に新設された若い部署ですが、『フットワーク、チームワーク、ネットワーク』をスローガンに、チーム医療に貢献できる医療機器のスペシャリストとして、患者さんや院内スタッフから信頼される部署を作っていきたいと思います。

基本方針

1.医療安全の向上
医療機器の保守管理操作、安全情報の収集と提供を職務とし、医療安全の向上を目指します。

2.チーム医療の実践
他職種や他施設との連携を密にとり、情報の共有化を図りながら患者様に満足の得られる医療提供に努めます。

3.専門性の追求
専門職として、常に知識、技術の向上のための研鑽に励みます。

4.効率的な機器運用
コスト意識を高く持ち、機器運用は経営状況の重要因子と位置付け、計画的且つ効率的な機器運用を目指します。

各業務内容

高気圧酸素治療

0.png 大気圧より高い気圧環境下で酸素を吸入することで、酸素を直接血液に溶け込ませ、体内の酸素濃度を上昇させ、病態の改善を図ろうとする治療です。急性期病院である戸畑共立病院と連携をとり、戸畑共立病院からの継続した治療も行っています。

1.高気圧酸素治療によって得られる効果

① 体内(血液中)の酸素量を増加させ、生体内の低酸素症の改善効果
② 酸素の抗菌作用による細菌の発育を阻害する抗菌効果
③ 生体内にできた気体を圧縮・再溶解することによる末梢循環の改善効果

2.高気圧酸素治療の適応疾患

◇ 腸閉塞 ◇ 減圧症
◇ 脳塞栓・脳血管障害 ◇ 重症の急性脊髄障害
◇ 急性一酸化炭素中毒及びその後遺症 ◇ 網膜動脈閉塞症
◇ 急性末梢血管障害(熱傷・凍傷・挫滅創) ◇ 突発性難聴
◇ コンパートメント症候群・圧挫滅症候群 ◇ 骨髄炎
◇ 壊死性筋膜炎・壊疽性筋膜炎 ◇ 悪性腫瘍(抗癌剤併用)
◇ ガス壊疽 ◇ 悪性腫瘍(放射線併用)
◇ 空気塞栓 ◇ 放射線壊死

3.治療について

治療時間は大気圧から治療気圧までの加圧に10~15分、治療気圧で60分、治療気圧から大気圧までの減圧に10~15分と合計で約90分の時間を要します。(下図参照)治療中は透明ドームの中で横になり、テレビ・DVD鑑賞、睡眠などリラックスした状態で受けることができます。治療中は装置に備え付けてあるマイクを通じて外との会話ができますので、安心して治療を受けることができます。

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4.副作用について

高気圧酸素治療で、もっとも多い副作用は耳痛、耳鳴りなどの不快感であるといわれています。加圧・減圧時に鼓膜を介して体内外に圧力差が生じ、耳に痛みが起こります。しかし、これは「耳抜き」という対処法で解消することができます。治療前に担当スタッフから説明があります。耳ぬきがうまくいかない場合でも、患者様に合わせて加圧・減圧をゆっくり行いますので御安心下さい。

5.注意事項

治療中、装置の中は高濃度の酸素(約100%)が流れているため、大変火災の起こりやすい環境となっています。治療を安全に実施するため、治療前にスタッフが金属探知器を使用し、所持品の検査をさせて頂きます。
使い捨てカイロ、マッチ、ライター、眼鏡、補聴器、腕時計などの所持品は装置内に持ち込めませんのでご了承下さい。下着は基本的に着用出来ません。体調の悪いときは治療を受けることができないこともありますので、事前にスタッフにお申し出下さい。

医療機器の管理

2.png 毎日のラウンド業務を実施することで、医療機器の維持管理、安全性の向上に努めています。新人研修や部署別に勉強会を開催しており、専門知識と技術向上に常に努め、医療機器の安全情報の収集と提供を行っています。

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