理事長・院長ごあいさつ

看護師特定行為研修の開講に向けて

 社会医療法人共愛会 理事長 下河邉 智久

社会医療法人共愛会理事長の下河邉です。
当グループにおいて、看護師特定行為研修「栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連」を開講しています。
世界に類を見ないスピードで進む少子高齢化の進行は、これまでに日本を支えて来たあらゆる成長モデルの転換を余儀なくし、医療においても日々技術革新が進む一方において、医師自身の高齢化や医師不足・負担増が大きな社会問題となっています。
このような状況から一昨年、医師の判断を待たずに、あらかじめ決められた手順書により、一定の治療の補助を行うことができる看護師を養成し、その質を平準化して確保していく必要から、看護師特定行為研修制度が創設されました。
研修を修了した看護師は、実践的な理解力や思考力、判断力を備え、高度な専門的知識と技能を持って、医師をサポートするとともに、チーム医療のキーパーソンとしての役割を担い、患者の重症化予防や医師の負担軽減をはかりながら、より安全な医療の提供に努めていくことになります。
当グループの戸畑共立病院では、医師臨床研修指定病院や地域医療支援病院として取り組んでいる多様な研修実績に基づくノウハウがあり、これを生かした質の高い研修内容を提供できると自負致しております。
キャリアアップや地域で活躍する看護師を目指すやる気ある皆さんの応募をお待ちしております。

 


 

社会医療法人共愛会 戸畑共立病院 今村 鉄男

2003年9月に救急告知病院、2004年12月地域医療支援病院、2005年9月に基幹型臨床研修病院、2010年4月社会医療法人となっております。
戸畑区・若松区を中心とした2次医療圏の地域医療支援病院、救急指定病院として地域医療とその向上に貢献しています。地域医療機関、介護福祉等との強い連携のとれる病院、患者さまや家族から信頼される病院の構築に努力しております。
当院の特徴は、救急医療とがん治療の2つを柱に高度医療を提供することです。地域医療機関との連携や役割分担のもと、24時間365日体制で「断らない救急」を実践しています。また、がん治療では、最新の医療機器を導入し、より安全・確実に診療を行い医療の質を高め最善な医療を提供しています。そして、内視鏡手術、放射線治療、がん化学療法が増加していることから、患者相談支援体制のためのサポートも充実しています。
急性期医療の要は、チーム医療であり、これを進化させるため専門性が必要です。
看護師が「チーム医療」のキーパーソンとしてその役割を発揮することが期待されます。特定行為看護師の役割は、医師と同様にそれぞれの視点で患者を観察し判断し介入することで、経験知見を積み重ね、初めて専門性が高まります。
更に高齢化が進む中、在宅医療・介護の推進のため、効率的で効果的な医療提供を担うことも看護師として重要な役割になります。
看護部の教育理念は、「自律した看護専門職の人材育成」ということです。
看護職がキャリアアップするため看護師特定行為研修の指定病院として人材育成に携わるようにしていきたいと考えています。