みなさん、「臨床工学技士」という職種をご存じですか?
臨床工学技士は、1987年6月2日に公布された「臨床工学技士法」に基づく医学と工学の両面を兼ね備えた国家資格であり、現在の医療に不可欠な医療機器の専門医療職です。

現代の医療は高度な医療機器がなければ成り立ちません。その医療機器を熟知し、それらが安全に動くようにすることで医療を支えているのが、医療機器のスペシャリストである「臨床工学技士:Clinical Engineer(CE)」です。

病院内では医師、看護師やメディカルスタッフと共にチームを組んで生命維持管理装置の保守点検や操作を行なっており、安全性確保と有効性維持に貢献しています。

今後は医療の進歩にともない、医学と工学の知識を兼ね備えた臨床工学技士の存在は、益々大きくなると考えられます。

当法人に臨床工学技士が配属されて今年で25年を迎え、現在では臨床工学技士が23名在籍し、業務も高気圧酸素治療、MEサービス(医療機器管理)、ハイパーサーミア(がんの温熱療法)、OR-CE(手術室清潔補助、医療機器管理)、透析、内視鏡、医療安全管理等、多岐にわたり実施しています。
これからも医療機器の安全管理を主に、地域医療ならびに法人内に貢献出来る職種を目指し、日々研鑽に努めていきます。

当院の臨床工学科の業務紹介動画と、臨床工学科が作成した動画をぜひご覧ください!
https://www.youtube.com/playlist?list=PLZU4w0Og2fqW66zwau9KcGhhUQZkBxqLx
https://www.youtube.com/playlist?list=PLZU4w0Og2fqX262Tw0AZqKWICwDOUDvBs