部署内での取り組み

部署内での取り組み

教育システム

患者さんを、チーム医療を大切にした教育

診療放射線技師は確かな医学知識の下、検査目的に沿って多種多様な画像装置を駆使して放射線業務をおこなっています。

そして、適切な業務をおこなう上で、安全面や接遇面をはじめ、装置特性、撮影技術、読影技術の取得など多岐に渡る現場教育が求められます。それらを限られた時間内で実践するために、当科では「教育」を複数の視点から捉え、学びと成長の機会を確保しながら高いレベルの医療提供を目指しています。

✓ 安全・接遇
1日2回行われる部署内会議にてスタッフ間の情報共有を図り、机上および実践的に安全教育を実施することで、患者様に安全で安心の医療を提供します。

✓ 新人教育
プリセプターシップを導入し、1年を通して安全面・接遇面・その他基本的な業務について学んでいきます。また、総括責任者が全般的なフォローをしながら、日々のレポート交換によりチーム医療を意識した業務体系を身に付けていきます。

✓ 検査技術
当科には様々な検査が存在するため、それら全ての技術習得には長期にわたる学習が必要です。各検査の技術指導はモダリティチーフが担当します。より高度な技術取得を目的として部署内で積極的に勉強会を開催しています。

✓ 学術研究
県内から全国、海外まで多くの学術大会や研究会への参加および研究発表を通じて、自施設だけに囚われない先を見据えた情報収集および自己研鑽に励みます。当科には研究発表や講演発表経験者が多く在籍しており、専門的な資料作成方法なども学ぶことができます。

✓ 臨床実習
県内外より臨床実習生の受け入れを実施しています。学校教育とは異なる現場ならではの空気を味わってもらうことで、未来の診療放射線技師の活動を応援します。

働き方改革

昨今の働き方改革により、サービス残業の廃止、有給消化率の向上を実現しています。
時差出勤(早出、遅出)を導入し、業務の効率化をおこない、常にタスクシフト・シェアできる業務等は検討し残業時間の削減につなげています。

また、子育て支援の一環として、時間給の有効活用や急遽の年休取得もできる協力体制をとっています。
年に1度の長期休暇(約5日間)もあり、リフレッシュできるように配慮しています。