臨床研究
当院では以下における臨床研究を行っております。臨床研究の中には、通常の診療で取得した過去のデータを基に行っている研究があります。
このような研究は、厚生労働省における「疫学研究に関する倫理指針」に基づき、対象となる患者さんから直接同意を得るかわりに、研究の目的を含む研究実施における情報を公開することが必要とされております。
利用する情報からは、お名前、住所など、直接個人を同定できる情報は削除いたしております。
また、研究成果は学会や雑誌等で発表させていただきますが、その際も個人を特定する情報は公表いたしません。
ご自身の診療データを研究に使用してほしくない場合や研究に関するお問い合わせなどがございましたら、以下の「問い合わせ先」へご照会ください。なお、研究不参加を申し出られた場合でも、なんら不利益を受けることはございません。
【問い合わせ先】
戸畑共立病院 事務部 事務長 友枝 亮
〒804-0093 福岡県北九州市戸畑区沢見2丁目5−1
TEL: 093(871)5421
2024年度承認2023年度承認最近の臨床研究過去の臨床研究
整理番号 |
課題名 |
情報公開文書 |
24-01 |
AIを用いた大腸ポリープの検出能の検討(疲労・ストレスが内視鏡検査精度に与える影響とAI endoscopyとの関連性)※23-17の変更 |
PDF |
24-02 |
潰瘍性大腸炎に対する分子標的薬や低分子化合物の治療実態および治療効果予測に関する多施設共同前向きレジストリ研究 |
|
24-03 |
台状挙上所見を用いた色素内視鏡診断と超音波内視鏡診断による早期胃癌の壁深達度診断能を比較する多機関共同無作為化比較試験 |
|
24-04 |
肝切除術後門脈血栓症に対するMASLDの影響 |
PDF |
24-05 |
潰瘍性大腸炎におけるベドリズマブの有効性とその背景因子に関する検討-多施設後ろ向き研究- |
PDF |
24-06 |
頭部CTにおけるAI画像再構成の画質評価 |
PDF |
24-07 |
当院における胃内視鏡的粘膜下層剥離術後狭窄の検討 |
PDF |
24-08 |
青黛(もしくは青黛を含有している漢方薬)服用患者に対する診療体制構築に向けた多施設実態調査 |
|
24-09 |
大腸憩室出血におけるピュアスタットを用いた内視鏡的止血術の有効性と安全性の評価:多施設共同前向き研究 |
|
24-10 |
肝切除術後門脈血栓症に対するMASLDの影響 ※24-04変更申請 |
|
24-11 |
台状挙上所見を用いた色素内視鏡診断と超音波内視鏡診断による早期胃癌の壁深達度診断能を比較する多機関共同無作為化比較試験 ※24-03変更 |
|
24-12 |
80歳以上の食道表在癌・早期胃癌に対する治療選択システムの確立(E-STAGEtrial)※20-17変更申請 |
|
24-13 |
ステロイドで寛解導入した潰瘍性大腸炎患者におけるステロイド再導入字時の再寛解に関連する因子の探索 |
PDF |
24-14 |
炎症性腸疾患治療における新規分子標的薬に関する観察研究 |
PDF |
24-15 |
大腸神経内分泌腫瘍症例に対する多施設共同前向き症例登録追跡研究 ※21-11変更申請 |
|
整理番号 |
課題名 |
情報公開文書 |
23-01 |
潰瘍性大腸炎におけるベドリズマブの有効性とその背景因子に関する検討 |
PDF |
23-02 |
手関節3D-CTにおける腱描出について |
PDF |
23-03 |
中心静脈ポート留置における感染とその対策の検討 |
PDF |
23-04 |
癌性イレウスに対する高気圧酸素治療の有効性の検討 |
PDF |
23-05 |
炎症性腸疾患における高気圧酸素治療の有効性の検討 |
PDF |
23-06 |
当院におけるOGIBに対する内視鏡検査の検討 |
PDF |
23-07 |
疫学調査「口腔がん登録」 |
PDF |
23-08 |
炎症性腸疾患患者における5-AS不耐の現状:多施設共同後ろ向き研究 |
PDF |
23-09 |
AIを用いた大腸ポリープの検出能の検討(疲労・ストレスが内視鏡検査精度に与える影響とAI endoscopyとの関連性) |
|
23-10 |
閉塞性大腸腫瘍に対する細径ステントと太径ステント留置症例の長期予後の比較検討 |
PDF |
23-11 |
大腸憩室出血におけるピュアスタットを用いた内視鏡的止血術の有効性と安全性の評価 |
PDF |
23-12 |
当院におけるunderwater EMRの治療検討 |
PDF |
23-13 |
肺炎発症後の日常生活動作(ADL)回復に影響する因子の探索 |
|
23-15 |
台状挙上所見を用いた色素内視鏡診断と超音波内視鏡診断による早期胃癌の壁深達度診断能を比較する多機関共同研究無作為化比較試験 |
|
23-18 |
外来経過観察中の悪性肝疾患に対する拡散強調画像の有効性の検討 |
PDF |
23-20 |
クローン病に対する新規治療薬リサンキズマブの治療成績の検討 |
PDF |
23-21 |
造影CTにおける肝腫瘍周囲造影効果の臨床的意義の評価 |
PDF |
状況 |
研究責任者 |
課題名 |
研究概要(主任研究機関) |
実施中 |
消化器病センター 医長 酒見亮介 |
22-02 潰瘍性大腸炎におけるベドリズマブの有効性とその背景因子に関する検討-多施設後ろ向き研究- |
潰瘍性大腸炎におけるベドリズマブ治療において、本邦の実臨床における短期・長期有効性とその背景因子を検討する。(札幌IBDクリニック) |
実施中 |
消化器病センター 医長 酒見亮介 |
21-03 炎症性腸疾患患者に発生した腫瘍性病変の診断、治療、予後に関する多施設共同研究 |
罹患患者が増加の一途を辿っているIBD(炎症性腸疾患)において、近年治療上の課題となっているのは長期経過例や高齢者症例における悪性腫瘍の合併例である。それらの臨床病理学的特徴についてIBD関連腫瘍・他臓器悪性腫瘍発症例および対照例(IBD関連腫瘍・他臓器悪性腫瘍非発症IBD症例)の診療情報を九州多施設の診療録から抽出することにより、腫瘍発症例の臨床病理学的特徴や予後不良因子、適切なサーベイランス方法や治療方法を遡及的に検討することを目的としている(九州大学病院消化器内科 他) |
実施中 |
消化器病センター 医長 酒見亮介 |
21-05 潰瘍性大腸炎患者における好中球細胞質抗体(ANCA:anti-neutrophil cytoplasmic antibody)と薬剤治療効果の検討 |
PR3-ANCA(好中球細胞質抗体)およびMPO-ANCAがUC(潰瘍性大腸炎)患者において生物学的製剤に対する一次無効の予測因子となり得るのか調査する。(大舟中央病院 消化器・IBDセンター) |
実施中 |
消化器病センター センター長 宗祐人 |
21-06 10mm以下の十二指腸非乳頭部上皮性潰瘍に対するCold Share polypectomyの有効性および安全性に関する非ランダム化検証的試験 ※17-22変更申請 |
10mm以下の十二指腸非乳頭部上皮性潰瘍に対するCold Share polypectomyを実施した患者について有効性および安全性を評価する。(静岡県立静岡がんセンター、他) |
実施中 |
リハビリテーション科 菊谷大樹 |
21-10 腹腔鏡下消化器腫瘍術後における術後合併症危険因子としての6分間歩行距離の有用性検討 |
6分間歩行距離の低下は胸腔鏡下肺葉切除術の術後肺合併症危険因子であると報告されている。消化器外科領域における報告は少なく、腹腔鏡手術における報告は見当たらないが、腹腔鏡手術例においても呼吸器合併症は認めている。消化器腫瘍症例で腹腔鏡手術前の6分間歩行距離が術後肺合併症の危険因子として有用か検討する6分間歩行距離の低下は胸腔鏡下肺葉切除術の術後肺合併症危険因子であると報告されている。消化器外科領域における報告は少なく、腹腔鏡手術における報告は見当たらないが、腹腔鏡手術例においても呼吸器合併症は認めている。消化器腫瘍症例で腹腔鏡手術前の6分間歩行距離が術後肺合併症の危険因子として有用か検討する |
実施中 |
消化器病センター センター長 宗祐人 |
21-11 大腸神経内分泌腫瘍症例に対する多施設共同前向き症例登録追跡研究 ※16-15変更申請 |
診断、治療から治療後の対応に至るまでコンセンサスの得られていない事項の多い大腸NETに関して、多施設から症例を収集・登録のうえ前向きに追跡調査し、特に再発・転移に注目して、その臨床的特徴、病理学的特徴、診断、治療、臨床経過、予後を検討する(国立がん研究センター中央病院、他) |
実施中 |
消化器病センター センター長 宗祐人 |
21-12 ヘリコバクター・ピロリ陽性かつ早期胃癌ESD治癒切除後患者における、ピロリ菌除去による異時性胃癌抑制効果を証明するランダム化比較試験 |
早期胃癌内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)治癒切除後かつヘリコバクターピロリ陽性患者に対して、ピロリ菌除去を行うことによる異時性胃癌の累積発生抑制効果を検証する。(静岡県立静岡がんセンター、他) |
実施中 |
消化器病センター 医長 酒見亮介 |
20-02 潰瘍性大腸炎における5-ASA不耐例は治療困難例となりうるか |
潰瘍性大腸炎に対して寛解導入および維持治療に有効な薬剤、5-aminosalicylic acid(5-ASA)製剤不耐等診断後の患者について不耐等率や治療経過を検討する |
実施中 |
消化器病センター センター長 宗祐人 |
20-04 消化器内視鏡に関連する疾患、治療手技データベース構築(多施設共同前向き観察研究) |
消化器内視鏡関連手技の情報(手技を行う施設の特徴、医療水準の評価等)を登録、集計・分析を全国規模で実施することにより医療の質の向上と一般市民への最善の医療を提供することを目的とし実施する |
実施中 |
消化器病センター 医長 酒見亮介 |
20-09 潰瘍性大腸炎における内視鏡的粘膜治癒および便中カルプロテクチンによる再燃予測に関する検討 |
潰瘍性大腸炎において良好なアウトカムを得られるとされる内視鏡的粘膜治癒到達例と再燃予測のバイオマーカーとして有用な便中カルプロテクチンの比較を行い両者の有用性を評価、寛解維持期間の関係を検討する |
実施中 |
がん治療センター センター長 今田肇 |
20-10 前立腺癌に対する定位放射線治療の多施設共同遡及的観察研究 |
本邦の男性癌において胃癌の次に罹患数の多い前立腺癌の放射線治療について治療開始後2年以上経過した患者を対象とし多施設よりデータを収集、解析することによりあたらしい治療の選択肢として患者へ提供、また後学の研究に資することを目的とする |
実施中 |
消化器病センター 医師 山内大夢 |
20-15 潰瘍性大腸炎患者における抗TNF-α抗体薬休薬中止時の免疫調整薬併用と再燃率の検討 |
潰瘍性大腸炎(UC)について現在抗TNF-α抗体薬投与により中等症から重症UCにおいて寛解導入維持治療を可能にしているが、抗TNF-α抗体薬休薬中止における免疫調整薬(ASA、6-MP)併用の有無がその後の再燃と関連するかについて交絡因子を十分に調整した検討を行う |
実施中 |
消化器病センター 医長 酒見亮介 |
20-16 炎症性腸疾患患者における潜在性結核感染症の現状に関する多施設共同研究 |
炎症性腸疾患(IBD)患者への使用を要することも多いステロイドや生物学的製剤といった免疫抑制を伴う治療の際に発症リスクのある活動性結核についてその原因となりうるLTBI(潜在性結核感染症)患者の現状を明らかにし、適切な検査方法やタイミング、原疾患に対する治療選択への影響等を検討する |
実施中 |
消化器病センター センター長 宗祐人 |
19-07 消化器内視鏡に関連した偶発症の全国調査 |
発生した偶発症については①調査機関を短く任意設定した前向き調査、ならびに②重症事例調査として任意に設定した調査期間の3年以内に起こった重症事例を後ろ向きに調査し両者の結果を併せて検討し偶発症の実態を明らかにする |
実施中 |
消化器病センター 医長 酒見亮介 |
19-10 クローン病の小腸病変における小腸カプセル内視鏡と便中カルプロテクチンの相関 |
クローン病において小腸病変のみにおける内視鏡的重症度とカルプロテクチンとの相関について不明であるが指標となれば保険適用となり低侵襲・低コストでの経過フォローアップが可能であるため相関を明らかにする |
実施中 |
脊椎脊髄外科部長 大友 一 |
19-11 骨粗鬆症リエゾンサービスの臨床的有用性に関する前向き介入研究(18-04変更申請) |
大腿骨近位部骨折もしくは臨床的新規椎体骨折により入院を要した骨粗鬆症患者に対して、骨粗鬆症リエゾンサービスによる診療支援を骨折後3ケ月以内に行う。また研究エントリー時および骨折発生後(6ケ月後・12ケ月後・24ケ月後・36ケ月後)にアンケート調査と治療に関する注意喚起を行う |
実施中 |
主任整形外科部長 田原尚直 |
19-15 日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)構築に関する研究 |
包括的な整形外科手術レジストリーを構築し、ビッグデータに基づいたエビデンスの構築、専門医制度のための症例データベース、外保連試案の実態調査など様々な政策に対応するためデータの収集を行う |
受付番号 |
研究責任部署 |
研究課題名 |
期間 |
18-13 |
整形外科 |
特発性手根管症候群のおけるアミロイド沈着の頻度と臨床症状(変更申請) |
承認日~2022/10 |
18-08 |
消化器病センター |
過敏性腸症候群患者及び健常者を対象としたバイオマーカー探索に関する研究 |
承認日~2021/12 |
18-06 |
消化器病センター |
非特異性多発性小腸潰瘍症に関する遺伝子変異の検索 |
承認日~2022/6 |