外来・入院 リハビリテーション 地域包括ケア 緩和ケア etc

院長挨拶

ごあいさつ

29年度 ご挨拶

 

春の到来とともに、また気持ちを新たに出来る日を迎えました。

さて、私共には気持ちだけでなく業務内容を常に新たにして行くことが求められています。共愛会では急性期―回復期―生活期という医療機能の分化を進め、当院はその中で回復期を主体にその役割を担ってきましたが、近年は更に生活期即ち日常の在宅生活の中での医療・介護の関わりを進めて参りました。本年度はこの流れをもっと大きく確固たるものにして行きたいと考えております。

当院の現在の入院医療体制は、回復期リハビリテーション2病棟94床・地域包括ケア病棟43床・緩和ケア病棟17床です。本年度は生活期に役立つ医療・リハビリの提供、生活期を主体に考える退院支援を重点的に行って参ります。

  • 回復期リハビリテーション病棟:リハビリテーション専門医はじめスタッフの充実により、更に機能の強化が出来ました。これまで以上に退院後の生活を考えたリハビリの提供を行って参ります。
  • 地域包括ケア病棟:本年3月より既に一般病床を廃し4階病棟全体を地域包括ケア病棟と致しました。亜急性期の医療を担うだけでなく在宅医療支援機関の中心病棟として、急性期を担当する戸畑共立病院や地域の在宅医療部門とも共同しながら、地域包括ケア医療を進める施設として成長を遂げたいと考えます。
  • 緩和ケア病棟:医師1名を増員致しました。これまで行ってきたスタッフ教育の成果を発揮して、より丁寧な対応を行っていきます。
  • 外来部門:昨年度新たに嚥下外来・物忘れ外来を開始致しました。ますます大きくなる認知症や栄養管理の問題を、訪問看護や通所・訪問リハビリなどを活用し、生活期にある皆様へもサポート体制を構築することによって解決していきたいと考えています。

 

超高齢社会における重要課題として、フレイル(加齢に伴う心身の機能低下)・サルコペニア(加齢による筋量の減少)が挙げられるようになりました。要介護につながるこれらの状態を防ぐためには運動と食事が有用と言われています。当院では医療の提供だけでなく、今まで培ってきましたリハビリテーションや栄養管理などの能力をフルに活用して予防活動にも力を入れて参ります。尚この件に関しましては、共愛会広報誌の「しおかぜ」29年春号-「病気のお話し」欄に当院の木村英一副院長が記事を掲載しておりますので是非ご覧下さい。

このように常に内容を新たにしていく努力を続けておりますが、すべては「地域のために貢献できる施設」であり続けることが目標です。変貌を続ける当院に更にご期待頂くとともに、これからも継続してご支援とご指導をお願い致します。

平成29年4月1日
戸畑リハビリテーション病院
院長 剣持 邦彦

過去のご挨拶

新年度のご挨拶(H28年)

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 桜の花が満開のこの時期に、本年度も新入職員16名(医師1名、看護師3名、リハビリ療法士10名、診療情報管理士1名、社会福祉士1名)を迎えて新たなスタートを切ることが出来ました。職員一同心をひとつにして、これからの課題に取り組んで行くことを誓い合っております。
さて高齢化や社会構造の変化に伴い、地域での医療や介護を提供する体制の改革が進められています。私ども共愛会でも医療・介護の機能分化を進め、良い連携を作っていくことに努めて参りましたが、今後も尚一層の努力が必要と感じています。
その中で戸畑リハビリテーション病院の最も大切な役割は、入院された皆様が住み慣れた生活へ速やかに復帰して頂く事と考えます。そのためには、

  • 急性期、救急病院からのスムーズな転院を図ること(機能分化と連携)
  • 入院当初からその後の回復過程を予測し(予後予測)、ご本人の生活・社会環境の把握とともに早期の日常生活復帰への道筋をつけること(退院支援)
  • 在宅医療支援病院として、かかりつけ医の先生方や地域の医療・介護福祉施設などとの連携を密にし、その活動を応援・協働すること(在宅支援)

など更に努力が必要と感じています。即ち「もっと患者さんの生活に寄り添うことの出来る病院」を目指したいと考えます。
また同時に、より安全で安心な医療の提供を進めることも継続して参ります。
具体例としては、

  • 適正なお薬の提供:特に高齢者にとっては多くの薬剤を服用することは、むしろ危険なこともあります。副作用など有害なことが起こらないよう心掛けて参ります。
  • 増え続ける認知症の皆様への対応、およびその予防のための地域活動:残念ながら認知症が進行すると転倒から骨折を、誤嚥から肺炎を引き起こすなど、予定外の事態が起こる可能性が高くなります。院内デイサービスの提供や事故防止のためのチーム活動、教育・研修に努めていますが、日常生活に戻っていただくためにリハビリや生活復帰への活動を提供していく事が私共本来の役割でもあり、完全に合併症を防ぐことは難しいのが現状です。是非皆様のご理解を頂きたいところです。今後は病院内での活動だけでなく、地域の皆様がなるべく認知症になりにくいような予防・啓蒙活動をも併せて進めて行く所存です。

その他にも課題は多いのですが、いずれの問題でもご利用の皆様、地域の皆様のご理解・ご協力無くしては進んで行かない事を実感しています。皆様のお力をも併せてより良い医療・介護を実現して行きたいと思っておりますので、是非ともご協力を頂きますようお願い申し上げます。

平成28年4月1日
戸畑リハビリテーション病院
院長 剣持 邦彦

新しい年を迎えて(27年度)

150330_8c958e9d90e690b6.jpg 私ども戸畑リハビリテーション病院は平成15年の開設以来、病院機能の充実を目指して努力を重ねてまいりました。13年目を迎えた今年度は「地域包括ケアへの貢献」を念頭に、より一層尽力致したいと考えております。

現在、回復期リハビリテーションは2,3階の2病棟94床で運営しております。高齢化の波の中で高度の機能(回復期Ⅰ)を維持しながら運用しているため、重症の方や基礎疾患をお持ちの方が増えておられます。同一法人内の戸畑共立病院はもちろん、ご紹介くださる急性期病院との間での緊密な連携が益々必要となっておりますので、より一層努力を続けて参ります。ご協力の程お願い申し上げます。

4階病棟は地域包括ケア病床37床を主体に、急性期医療を受けられたほとんどの方が在宅生活へと復帰して頂けることを目指しております(地域包括Ⅰ)。また共愛会の大きな使命である癌治療、その一環としての緩和ケア病棟(5階17床)も開設3年目を迎え、益々ご利用頂く機会が増えております。

外来部門では呼吸器外来・緩和ケア外来・嚥下外来を新たに開始し、リハビリ・栄養部門などとの連携した医療の提供を行います。また、当院を退院された方々を対象に短時間通所リハビリを本年度早々に開始する予定です。

このように医療の提供体制を充実させて参りましたが、今後は介護も含めたこの地域での医療の構築、即ち「地域包括ケアへの貢献」が求められております。当院は在宅療養支援病院でもありますので、地域の在宅医療・介護を担っておられる施設との連携を一層強めて参りたいと思います。特に当院はリハビリ・栄養管理・緩和医療・疼痛管理などの分野で教育・研修を十分に行って参りましたので、ご相談・ご支援などお役に立てると自負しております。地域の皆様には、是非ご用命頂きますようお願い申し上げます。

ところで当院の提供する医療は最先端の医療機器を用いるよりも、人の手と心で行う行為がほとんどです。従って、より良い医療・介護をご提供し続けるためには、もっともっと多くの人材が必要だと感じています。地域を愛する気持ちを共にする方々が、同じ仲間として参画して頂ければ幸いです。

本年度も我が戸畑リハビリテーション病院へご指導・ご鞭撻をいただきますよう、そしてご利用いただきますようお願い申し上げます。

平成27年4月1日
戸畑リハビリテーション病院
院長 剣持 邦彦

新年度のあいさつ(26年度)

dsc01108.jpg 満開の桜の花のもと、本院は今年度も13名の新入職員を迎えて新たなスタートを切りました。

現在我が国では、加速度的に進む高齢化に対応するために医療制度の大きな変革がなされつつあります。後退の許されないこの改革の中で急性期医療を受けた後に在宅復帰を果たすまでの、いわゆる回復期の医療の充実が最も求められているのだと職員一同意識をひとつにしております。

その社会と時代の要求の変化に沿って、当院は地域包括ケア病棟(43床)と回復期リハビリ病棟(94床)を活用し、戸畑・若松地区を中心とするこの地域での急性期医療から在宅生活への橋渡し役を担って参ります。緩和ケア病棟(17床)と併せて皆様が求めておられる医療を提供し続ける所存ですので、昨年度以上にご利用とご鞭撻とをお願い申し上げます。

平成26年4月1日
戸畑リハビリテーション病院
院長 剣持邦彦

ご挨拶(25年度)

aisatsu_31.jpg 春の到来と共に当院でも新入職員を迎え、また新たな気持ちで業務を開始致しました。

昨年度は緩和ケア病棟(17床)を当院5階に開設致しました。私ども共愛会では地域での継続した癌治療を目指しており、かねてより緩和ケア病棟設立を念願しておりましたが、このたび実現させることが出来ました。早速ご利用頂いておりますが、既存の回復期リハビリ病棟・一般病棟と併せて本年度は更に一層の充実をはかりたいと考えております。

外来部門では痛みの治療をおこなうペインクリニック内科を昨年8月より開始致しましたが、よりご利用しやすい体制にしたいと本年度は1階外来部門の改装工事を進めております。しばらくの間ご迷惑をお掛け致しますが、竣工後は新たな診療科の充実をも図っていく予定ですのでご了解下さい。

さて皆様ご承知かと思いますが、社会・医療の変化に伴って医療施設の役割分担が求められ、進められております。急性期病院(戸畑共立病院など)はより高度な機能を担うよう発展を続けています。一方では利用者の高齢化が進むとともに種々の持病をお持ちの方も増加し、急性期病院での治療後に直接ご自宅にお帰りいただけない方も増えておられます。そのあいだを受け持つ医療機関が必要となっているのですが、当院はまさにその急性期病院と在宅医療・社会とをつなぐ役割を担った病院です。2,3階の回復期リハビリ病棟(94床)は主に骨折など整形外科疾患および脳卒中の方々を、4階一般病棟(43床)はそれ以外の疾患(外科手術後や肺炎治療後など)の方々をお預かりしています。何れも合併症も含めた治療やリハビリテーションを行なうことによって1日でも早くご自宅での生活、あるいは社会生活へ復帰して頂く事を目的としており、ここで一定期間過ごしていただくための施設ではないことをご理解いただきたいと思います。

今年度参入した職員を含めて一同研鑽に励み、皆様のご要望に沿いつつより良い医療を提供して参りたいと考えております。ご期待の上、本年度もご利用頂きますようお願い申し上げます。

平成25年4月1日
戸畑リハビリテーション病院院長
剣持 邦彦

利用者本位の医療機能分化を目指して(24年度)

当院は回復期リハビリ病棟と一般病棟を有し、急性期病院から在宅医療への橋渡しの役割を担っています。

このように施設によって受け持つ医療を分担することは医療の高度化・多様化の中で必然的な流れとなっており、共愛会でもこの社会の要請に従って体制を整えてきました。

ところがその過程で「患者さんにこの分業化した施設間をスムーズに移行して頂く」という問題を解決しないことには患者さんの真の回復や満足度は得られない、ということが見えてきました。

そのため昨年度は地域連携室の充実を図り医療秘書を導入するなど、流れを円滑にするための体制作りを重点的に試みました。

期待以上の成果を挙げていますが、本来の目的達成までの道のりは前途多難だと感じています。一方で医療界以外に目を転じてみますと、分業化と高効率・高品質を同時に果たしている業種は多数あります。代表格のTOYOTAの話ですが、分業化された各工程が次の工程へ不良品を送らないためにと知恵を絞った結果が「KAIZEN」活動の二本柱の一つである「自働化」、即ち「品質は工程で作り込む、少人化・活人化、異常時は立ち止まる」というやり方に結実したそうです。

自動車の生産過程ですので医療にそのまま当てはめることは出来ないかもしれませんが、それぞれの工程で質に責任を持つということ、また施設間連携の視点からは大変参考になる内容だと思います。当院でも医療界用にアレンジし、表面上の改善ではなく真の「KAIZEN」を導入したいと考えています。

今回の診療報酬改定でも在宅復帰への流れが重視されています。

1.亜急性期医療・緩和医療への対応作り
2.在宅復帰を含めた施設間連携の改善
3.リハビリの質向上―がんのリハビリ・リハビリ栄養・訪問リハビリの拡充

などを重点項目として挙げ、患者さんの回復過程の中で当院がどのような役割分担を行えるか考え続けて行きたいと思います。

平成24年9月21日
社会医療法人共愛会 戸畑リハビリテーション病院
院長 剣持邦彦

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