在宅訪問栄養食事指導とは?

在宅で生活している通院が困難な方に対し、管理栄養士がご自宅を訪問し、療養上必要な栄養や食事についての在宅訪問栄養食事指導を実施しています。

現在、対象の方は胃瘻で栄養管理を行っている方が多く、摂食嚥下障害(噛む、飲み込む事が難しい方)や低栄養状態(るいそう、褥瘡、がん等)と診断された方、腎臓病や糖尿病等の特別な食事管理が必要な方への対応を行います。
栄養や食事の指導・管理を主治医の指示に基づき、訪問診療や関連担当者と連携を取りながら、ご本人・ご家族、お一人お一人の希望に沿った栄養目標の作成・実践を行い、栄養改善に取り組みます。

「住み慣れた自宅で安心して生活を送りたい」という想いに寄り添いながら、ご本人・ご家族
のお一人お一人の希望に沿った目標をたてて、食事・栄養の面からサポートさせて頂きます。

対象となるお悩み(実践内容の例)

飲み込みが悪く、嚥下食を作っているが作り方や栄養が足りているか不安
⇒介護者の負担軽減と栄養・嚥下上の安全・食費を考慮し、実際に介護者の方が作る食事をベースに毎日実践出来る調理法、内容、トロミのつけ方等のアドバイスを行う。

腎臓病があり、食事療法の実践方法、コントロールが難しい
⇒1日の栄養量を考慮した食事量の目安や献立・調理方法のアドバイスを行う。

胃瘻の栄養管理内容についての支援が欲しい