放射線治療

放射線治療と化学療法が完全に一体化しており、最先端の放射線治療と化学療法の組み合わせを行いながら、さらにそれらの効果を高める温熱療法(ハイパーサーミア)や高気圧酸素治療を組み込んで、従来の概念を超えたがんの集学的治療を行っています。

治療実績

名称 H26
年度
H27
年度
H28
年度
H29
年度
H30
年度
H31(R1)年度
放射線治療患者数 756 850 740 793 927 587
IMRT(強度変調放射線治療) 121 118 217 193 165 74
定位放射線治療(頭部)*1 150 197 178 179 250 160
定位放射線治療(肺・肝臓) 28 39 35 30 71 32
前立腺密封小線源治療 54 93 82 63 48 43

*1 サイバーナイフでの治療

設備と機器

■サイバーナイフ M6

サイバーナイフシステムは、ロボットアームの先に小型の放射線照射装置を取り付け、多方向から高線量を1mm以内の精度で病巣に照射することのできる高精度治療装置です。

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■トモセラピー

トモセラピーは強度変調放射線治療(IMRT)に特化した最先端のがん治療装置です。従来の放射線治療装置と違い、放射線治療装置がCT装置と一体になっています。
治療装置3台(汎用装置・サイバーナイフ・トモセラピー)体制でがん治療を行っている病院は、九州では当院だけです。また、治療患者数も大学病院と比べ遜色がなく、年間700名以上の患者さまの治療を行っています。

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■リニアック

四次元の放射線治療装置です。
体内の三次元の情報を付加して、体の毎日の動きや呼吸の動き、臓器の動きなどの時間軸を制御して、より病巣に放射線を集中させる治療が可能です。
肺腫瘍、肝腫瘍に対しては、体幹部定位照射を四次元制御で行うことが可能です。
早期の肺癌や3個までの肺転移、肝腫瘍などに短期間で根治線量を安全に投与できます。
脳腫瘍、頭頚部腫瘍、前立腺がんに対しては、強度変調放射線治療も可能です。

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■PET-CT

kyoritsu_012PET-CT検査とは、PET検査(陽電子放出断層撮影)とCT検査(コンピューター断層撮影)を同時に行い画像を融合することで、がんの検索や病期診断ができる最先端の検査です。PET検査による「機能」とCT検査による「形態」の統合診断ができます。

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■IVR(血管内治療)

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フラットパネルディテクタ搭載天井懸垂式全身血管インターベンションシステム最新の3Dイメージング対応血管造影システムです。
通常の動脈塞栓術のみでなく、進行肝細胞がん、転移性肝がんなどに対して埋め込み型カテーテル(リザーバー)を留置し、全身化学療法だけでなく、動注化学療法を行い、集学的に治療を行っていきます

専門医

医師名 担当科 学会資格(関係するものを抜粋)
今田 肇 がん治療センター 日本医学放射線学会放射線治療専門医
日本放射線腫瘍学会放射線治療専門医
日本ハイパーサーミア学会指導医
日本がん治療認定医機構暫定教育医
鞆田 義士 がん治療センター 日本医学放射線学会放射線診断専門医
日本核医学学会核医学専門医
鵜殿 弘貴 脳神経外科 日本脳神経外科学会専門医
松垣 諭 内科(消化器) 日本消化器病学会専門医
日本肝臓学会専門医
がん治療認定医機構がん治療認定医